足関節の痛み
当院に来ていただく患者様でよくある痛みとして足関節の痛み
です。
当院がサポートしているハンドボール部やサッカー部の学生にも足関節の痛みを訴える学生が多いです。
足関節周辺の痛みといっても
- 足関節捻挫
- アキレス腱炎
- 足底筋膜炎
- 外反母趾
足関節捻挫も大きく分けて外反捻挫や内反捻挫に分かれますがやはり外反捻挫が一番多いです。
外反捻挫はボールや相手の足を踏んで転倒して際によく起こります。また、フェイト動作で上半身と下半身の動きがうまく一緒に働かない時に体が外に振られてそのまま転倒してしまって受傷してしまう場合もあります。
スポーツ現場において、足関節捻挫は指導者や選手も簡単に考えてしまい、痛みが引いてしまったら治ったと勘違いしてプレイに復帰する場合が多いです。指導者も捻挫ごときで何を休んでいる!といってしまう方もいます。
受傷後、様々なアプローチがありますが、間違えてはいけないのは
痛いがなくなる≠完治
ではないということです。
捻挫したことで受傷前に比べたら周辺の筋力などは低下しています。いわゆる足関節の安定性が落ちている場合が殆どです。でも、多くの選手はしばらく安静にして、痛みが引いたらテーピングすれば大丈夫という考えが多く、リハビリを行う選手が少ないのも現実です。
当院でもまずは痛みを取ることを第一優先にしていますが、痛みが軽減してきたらリハビリを行っております。プレイに戻っても再発しないようにすることが何よりも大切です。試合に出てするまた怪我してしまうと結局、多くの時間を無駄にしてしまいます。
(足関節の安定性を引き出すためのパワープレート上でのトレーニング)
足関節捻挫はただ単に足だけの問題だけでなく、股関節や体幹部分の体の使い方で起こってしまうこともあります。捻挫を甘く考えず、しっかりリハビリの大切さを今後も伝えていきます!