足関節捻挫
捻挫はスポーツ現場においては非常に多い怪我の一つです。さらに結構、軽く見られがちな怪我で捻挫くらいで休むとは!といったチームなどもあります。
先日もチームの学生が捻挫をしたと連絡があり当院にやってきました。
受傷原因
シュートを打ちに行った際に相手の足を踏んでしまい転倒
受傷直後の検査
腫脹 +
圧痛 +
底屈 +
背屈 +
可動域制限あり
写真は少しわかりにくいですが外果周辺の腫脹が強かったです。
受傷当日は歩行はほぼ困難で、松葉杖を利用して来院でした。
3週間後に試合があるため、少しでも早く復帰したいのと、幸いにも春休みで時間に余裕があるのでインディバおよびエレサスによる3日間の集中治療を行いました。インディバ、エレサスは非常に除痛効果が高く、翌日には疼痛レベルは10→2に腫脹もかなり軽減しておりました。
4日目の本日(3/28)、腫脹、圧痛、動作痛はすべて消失しリハビリを開始いたしました。
捻挫はどうしても軽く見られがちですがここからが練習復帰に向けて非常に大事な時間です。
今回は選手の頑張りもあり、予想以上の回復を見せリハビリが早く開始することができました。通常は3日では痛みは消失しないような捻挫ではありましたが、しっかり固定と電療法を続けた結果かと思います。
学生や選手の皆様、捻挫はどうしてもすぐに復帰できる怪我と思われがちですがリハビリをしっかりしないと再発やパフォーマンス低下につながってしまします。決して痛みが無くなったからすぐに復帰せずリハビリをしっかりいたしましょう!!